【レアストーン紹介】ハイアライトオパール！！

第八回目レアストーン紹介コーナーになります。

今回の希少宝石としてご紹介いたしますのは、

『ハイアライトオパール』です。

こちらの画像を見て『これがオパールなの！？』と驚かれる方が多いと思いますが、正真正銘のオパールになります。通常、オパールと言われて連想される宝石の特徴は乳白色や透明・オレンジ色・黒っぽい母岩の上に遊色効果と呼ばれる、赤や緑・オレンジ・青・黄色などの色味を帯びた宝石になりますが、ハイアライトオパールは遊色効果は表れず透明石の中に薄っすら緑色を帯びた、オパールの中では斑の出ないコモンオパールに属するとても希少なオパールになります。

オパールの中でももっとも産出困難とされ、市場での販売も少ないことからミステリアスストーンと言われている宝石になります。

ミステリアスな要素は希少性だけではありません。こちらハイアライトオパールへUVブラックライトをあてると魅惑の効果が，，，

なんと！！まるで電飾のようなネオンカラーに発色するんです。夜空に浮かぶオーロラや宇宙を感じさせるような神秘的な蛍光色で、一度見たら忘れることのできない強烈な印象を残してくれます。

このハイアライトオパールの主な産出国はメキシコで、そのクリアな見た目からグラスオパールなどと呼ばれることもあります。ハイアライトオパールの語源もギリシャ語のガラスを意味する言葉から因んで付けられているそうです。

産出される原石はガラス粒のような小さな塊が一粒一粒集合し、まるで水滴を結晶化した見た目で採れることから、宝石和名では『玉滴石』と表記されます。小さな結晶がゆえに大きなサイズのハイアライトオパールはほぼ産出がされません。また、強いネオンカラーを生み出す原石には天然のウランを微量に含んでいなければ発色しません。まさに自然が生んだ奇跡の希少石とも言えますね。

ハイアライトオパールは、ブラックライトをあてずともその美しい透明感を楽しむためにファセットカットされ、ジュエリー使いにも耐えられるモース硬度5.5-6を有します。ルースで入手する機会がございましたらお気に入りのデザインで仕立ててみるのも楽しいですね。

蛍光灯下でのハイアライトオパールリング

ブラックライト照射時のハイアライトオパールリング

石言葉は『幸運・清浄』．．．解放やリフレッシュを求め可能性を広げる

今回、希少石ハイアライトオパールをご紹介させていただきました。実際に手に取ってご覧になりたい方や指輪やネックレスなどで身に着けてみたい方、パワーストーンとして手に入れたい方など、是非各種お問合せよりお気軽にご相談ください。

今後も世界各国で産出された希少石をご紹介してまいりますので楽しみにお待ちくださいませ！！