【宝石修理】ネックレスチェーンの切れ修理(マルカン外れ・芯抜け編)

ネックレスが切れた、外れた!!

今回ご紹介するのは当店でもご相談の多いネックレス・チェーン切れに関する修理です。

お出掛け間際につけようとしたら切れてしまったり、ネックレスを着けていることをつい忘れて洋服を脱ぐ際に引っ掛けてしまったり、小さなお子様やペットなどに引っ張られて千切れてしまったりとご相談が多いネックレスの切れ修理。

ネックレスチェーンの切れ方にはあるパターンがありまして、その切れ方によっての修理方法をご参考までに書いていきたいと思います

切れ方その1・・・マルカン外れ

お持ち込みいただくお品物で特に多い印象がありますマルカン外れ。マルカンとはネックレスなどの主に留め金部分に付けられている小さな輪っかのパーツのことを指し、引き輪(バネ側)とプレート(板側)のパーツのすぐ根もとに使われています。

マルカンはアルファベットの『C』の文字のように一か所開く部分があります。この部分が何かの拍子で大きく開いてしまいチェーン側が抜けてしまうのです。特に細いデザインチェーンなどはマルカンの少しの隙間でも抜けてしまいやすいです。

再びチェーンが抜け落ちないように修理するには、『C』のように開いた部分をヤットコ工具で閉じるのみの場合とマルカンを閉じた後にロー付けを行い、『O』の文字のように完全に溶接をかけてしまう方法がございます。後者の修理の方がコストは少々掛かりますが、マルカンからチェーンが外れてしまう心配はなくなり、安心してご使用いただけるので何度も外れて困っている方へはおすすめの修理方法です。

切れ方その2・・・芯抜け

こちらもご相談として多い『芯抜け』と言われる、ボール系タイプのチェーン切れになります。ボールチェーンなどは通常の鎖状のチェーンとは作りが異なり、ボールとボールを芯で繋げてネックレスにしています。

この芯が引っ張られたりなどの負荷を受け、ボールから抜けてしまう事で切れていしまいます。

実際に芯抜けの画像をご覧いただくと、一方のボールに芯が残りもう一方は負荷によりボールが弾けてしまっています。この場合の修理方法といたしまして、芯が残っていれば弾けたボール側へ芯を入れ直し、亀裂箇所をロー付けして修理を行います。ボールの破損状態にもよりますがロー付けしないで芯を戻すだけの場合もあります。また、切れた衝撃で芯が紛失してしまっている場合などは、ボールとボール同士を芯を入れずにロー付けするケースもございます。

大事に使っていたのに突然切れてしまってすごくショックを受けてしまった、、、などのお声をお聞きします。切れたからと諦めずにまずは近隣のジュエリーショップなどへご相談してみましょう。切れ方やお素材、デザインなどによって修理の仕方や金額なども変わってくる場合もございますので、ジュエリーのプロにアドバイスをお任せしましょう。

今回はネックレスの切れ修理について書かせていただきました。

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