【レアストーン紹介】モルガナイト!!

本日は希少宝石をご紹介します!
春にぴったりパステルカラー4月の新誕生石!?

第九回目レアストーン紹介コーナーになります。

今回の希少宝石としてご紹介いたしますのは、

モルガナイトです。

春を感じさせる儚いパステルピンクカラーが特徴的なモルガナイトは、アクアマリンエメラルドといった宝石と同族の宝石鉱物になります。これらの鉱物名はベリルといわれ含有する元素などによって色合いなどが異なり、宝石名もそれぞれに分けられています。ちなみにモルガナイトは含有するマンガンに起因することでピンク色を帯びているそうです。

最近では約60年ぶりに改訂されました4月の誕生石として、元来のダイヤモンドと並び新たに追加されたことでも注目を集めたモルガナイトオレンジかかった淡いピンクやローズピンクなど多彩な表情のある魅力あふれる宝石です。

まずはそんなモルガナイトの石名の由来を紐解いてみたいと思います。モルガナイトという名前自体の歴史は20世紀に入ってからとそれ程年代は経っておらず、それ以前はピンクベリルといった宝石名で扱われていたそうです。

それが1910年頃に世界的ジュエリーブランドであるティファニー社の宝石学者であったクンツ博士によって、かねてより親交があり宝石学研究への多大な資金支援者でもあった大財閥モルガン家の創始者J・P・モルガン氏に敬意とその功績を表して『モルガナイト』と命名し、研究機関からも正式に認めてもらったのです。モルガン氏自身も大変な宝石コレクターであったという事ですから自身の名前を冠した宝石という事ですごく喜んだことでしょうね。

ひとつひとつパステルカラーの色合いが異なるルース

モルガナイトの命名由来がわかったところで、主な産出地をご紹介したいと思います。最大産出国はブラジルになり、マダガスカルやナミビア、アメリカ、パキスタンなど他の産出国もありますが市場流通量は少ないようです。モルガナイトは同族のアクアマリンより稀少とされていますが、宝石コレクターでなくても比較的まだまだ入手しやすい宝石でもあります。その理由として市場にその名前が十分に知れ渡っておらずニーズがそこまで高くないからだという事です。ただ、魅力的なこのモルガナイトの宝石の知名度が上がった場合、現状のように入手ができなくなることも起こりえそうです。

また、モルガナイトはジュエリーに加工・装飾するにあたり十分な耐久性を持っておりモース硬度は7.5~8.0と高く、日常使いにぴったりな宝石と言えます。近年ではこの可愛らしい色合いと扱いやすさからブライダルジュエリーとしての取扱いも増えているようです。扱いに神経質になり過ぎずにデザイン次第で幅広く楽しめるのは嬉しいですよね。

石言葉は『愛情・清純』...清き愛情と思いやりを育む

今回、希少石モルガナイトをご紹介させていただきました。色味の違いやカットの違いなど実際に手に取ってルース(裸石)をご覧になりたい方や指輪やネックレスなどで身に着けてみたい方、パワーストーンとして手に入れたい方など、是非各種お問合せよりお気軽にご相談ください。

今後も世界各国で産出された希少石をご紹介してまいりますので楽しみにお待ちくださいませ!!

 

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