【宝石修理】パールネックレスワイヤー交換＆PS加工

真珠ネックレスのメンテナンス！！

今回ご紹介するのはパールネックレスに関する修理です。

皆さま冠婚葬祭用にお持ちでらっしゃるあの真珠のネックレスです。ご自分で購入された方やお母様やお婆様のお品を譲り受けたという方もいらっしゃると思います。冠婚葬祭といっても一年に数回またはゼロなんてこともありますよね．．．。なかなかその出番は限られてしまうのが現実のようです。

出番が少ないからこそメンテナンスが必要なんです！！

いざ使う出番がきた際に、

ネックレスの糸が今にも切れそう～

留め金具が変色しているしやりづらいしデザインも古臭いわ～

真珠の光沢がまるでなくなって綺麗じゃないわ～　などなど

使うのをためらってしまうなんてこともよくお客様からお聞きいたします。糸で組まれたネックレスの場合は特に定期的に糸交換が必要ですし、金具部分は大抵の場合シルバー素材で作られた留め具の為、空気に触れ酸化して黒く変色しているなんてことも少なくありません。また、以前使われたあとお手入れせずにそのまま仕舞いっぱなしなんてことになると真珠表面が白くなっていたり真珠光沢を失っている場合もあります。

こうした事態に陥ってしまう前に、改めて事前にメンテナンスをお勧めいたします。

緩んで切れそうな糸は丈夫な強度の高いワイヤーで組むことで糸で組んだものより定期的な交換はいらなくなりますし、留め具部分も従来の金具は引っ掛けて差し込むなど複雑でしたが現在ではワンプッシュタイプのものから、マグネットタイプのものまで使い勝手もよくなり見た目のデザインもおしゃれなものばかりです。真珠は汗やファンデーションなどが付着した状態で長期間放置すると真珠層が劣化する原因となります。使い終わったら軽く柔らかいタオルなどで拭いてからしまう事や当店でも好評いただいているパールの劣化を防ぐ特許技術PS加工もおすすめさせていただいております。こちらPS加工は一度かけることで真珠の大敵とされる酸（汗・果汁など）に対しておよそ60倍も強くしてくれるので大事な真珠をしっかりお守りいただけます。もし、お使いになるまで余裕がございましたらこうした部分の点検もしておかれると安心してご使用いただけると思います。